web制作者ならWordPressブログをやるべき!?
私はweb制作者はWordPressブログをやるべきだと考えています。
X(旧Twitter)で今日の積み上げ、学習記録などを発信されている方はよく見かけますが、駆け出しの方でWordPressブログでweb制作の知識を発信されている方は、まだ少ないと感じています。
Xのポストよりも1記事作成に時間はかかりますが、それ以上に得られるものがあると考えていますので、web制作者はWordPressブログをやるべきメリットをお伝えします。
実体験を元に、案件獲得や単価を上げるための行動にも触れていますので、ぜひ最後までお読みください。
この記事でわかること
- web制作者がWordPressブログをやるメリット
- 案件獲得のための提案
- 単価をあげるための行動
web制作者がWordPressブログやるメリット4選
web制作者がWordPressブログやるメリットは大きく4つあります。
- サーバー契約やドメイン設定などを経験できる
- WordPressサイトのカスマイズができる
- webライティングや情報発信、アクセス分析などを学習できる
- 案件獲得につながる
すべて私が個人で兼業コーダーとして活動して感じたことです。
これらは実際の案件でも役に立ったことで、これからスキルアップいくときに自身のWordPressブログが強みになると確信しています。1つずつ解説します。
サーバー契約やドメイン設定などを経験できる
webデザイナーやコーダーの方で、foriioなどのポートフォリオ掲載サービスを利用されている方は多いと思います。
制作した作品をすぐに公開できる手軽さは魅力的ですが、実際の案件で、サーバー契約やドメイン設定まで依頼された際に経験がなければ対応に苦労します。
単価の高い直受け(エンドクライアント)のサイト制作では、サーバー契約やドメイン設定が必要な場合があり、クライアント側でサーバー契約を行なっていただくことも多いです。
その際に、web制作者が設定についてわかっていないとなると、良い印象を持たれず、継続発注であったり、紹介案件の機会を失ってしまいます。
案件前に、自分のサイトを持って、サーバー契約やドメイン設定を経験しましょう。
こちらは私が利用しているシン・レンタルサーバーのサーバー管理画面です。
様々なIT用語が出てきますので、自身のサイトで設定などを経験しておくことが重要だと思います。
私は以前は、ConoHa WINGのレンタルサーバーを使用していましたが、現在はシン・レンタルサーバーを使用しています。
その際、サーバー移行とドメイン移管を経験しました。
自分のサイトですと、失敗しても損害賠償!、なんてこともないので安心してできました。
デイトラのweb制作コースでは、自身のポートフォリオサイトを作ることがカリキュラムに含まれていて、そこで作成したサイトを公開されている方を見かけます。
デザインやアニメーションに凝ったポートフォリオサイトを作る必要は、必ずしもないと思いますが、自分のサイトを持つことはこれからweb制作で稼いでいくには必要です。
自身のサイトを持つのにかかる費用は、レンタルサーバー代の年間10,000円ほどです。
月額にすると1,000円以下です。
この費用で案件で困ることを回避できますので、ぜひこの機会に自分のサイトを作りましょう。
おすすめのレンタルサーバーは、シン・レンタルサーバーです。
機能面、コスパ面でもおすすめできるレンタルサーバーです。
10日間の無料お試し期間もありますので、ぜひお試しください。
WordPressサイトのカスマイズができる
サーバーを契約、ドメイン設定をして、自身のサイトを持つことの重要さはお伝えしました。
次に自身のサイトはWordPressで作成してください。
理由は、案件のほとんどがWordPressサイト制作だからです。
コーディングのみ、デザインのみの案件もありますが、単価は低く、WordPressサイトの案件がほとんどです。
インターネットに公開されているサイトの約40%がWordPressでできていると言われており、圧倒的なシェアです。
実際、クラウドソーシングの仕事依頼もWordPressサイト制作がほとんどです。
自分のサイトを静的サイトではなく、WordPressサイトで作成し、ブロックエディタやコンタクトフォームの設置などカスタマイズしてください。
プラグインの利用、SEOの設定など自分のサイトで色々経験しておくことで、スムーズに案件をこなせるようになります。
その際におすすめなのが、有料テーマの活用です。
有料テーマとは、テーマ開発者によってデザインや機能、スタイルオプションなどが組み込まれたWordPressテーマです。
『Snow Monkey』、『SWELL』、『TCD』などが有名で、テーマを購入することで、自分のサイトや案件に使用できるようになります。
ちなみに、私がよく閲覧させていただいているしょーご(しょーごログ運営者)さんは有料テーマ『JIN』、デイトラのカリキュラムでも紹介されているはにわまん(HPcode代表)さんは有料テーマ『SWELL』を利用されています。
有料テーマには、独自ブロックが用意されており、サイト制作の行程を大幅に短縮することができます。
カラムやカードレイアウトなどレスポンシブ対応を含めると、コーディングでは時間がかかる作業も、有料テーマの独自ブロックを利用すると、簡単に実装できます。
実案件でもテーマを利用した提案で、クライアントの予算に合った提案ができますので、提案の選択肢が増えます。
1からコーディングするよりも作業時間を減らすことで、自身の時間単価を上げることもできます。
提案の選択肢を増やす、時間単価を上げる方法として、有料テーマの活用をおすすめします。
自身のサイトでテーマの活用方法を経験しておくことで、案件でも対応が可能になります。
おすすめのテーマは『SWELL』です。
当サイトも『SWELL』を使用しています。
web制作者で活用されている方も多く、ネット上に情報も多いのでおすすめです。
ただし、コーディングスキルを上げることも重要ですので、一概にテーマを使用した提案がいいとは言えません。
制作会社とお仕事をする場合は、WordPressオリジナルテーマを作成されるケースがほとんどですので、デザインを忠実に再現するコーディングスキルが必要です。
また、テーマを活用した制作でも、追加CSSやJavaScriptを追加することがほとんどですので、コーディングスキルは必須です。
テーマのカスタマイズを自身のサイトで経験しておくためにも、WordPressで自身のサイトを作成しましょう。
webライティングや情報発信、アクセス分析などを学習できる
WordPressでサイトを作成したら、情報発信していきましょう。
web制作の技術を発信することで、サイトの専門性が高くなり、サイト閲覧者の評価は上がると感じています。
という私も頻繁に更新はできておりませんが、それでもサイトのアクセス数は一定数あり、営業や面談時にブログ記事の話になったりします。
自身のスキルのアウトプットや、ブロックエディタの使用方法の学びになります。
また、webライティングや情報発信スキルを向上できます。
ただ、ポートフォリオを掲載しているだけのサイトよりも評価は高いはずです。
自分が躓いた点は、他の人も躓いくことが多いため、そういった内容の記事を書くことで閲覧者が増え、運営者のスキル証明となります。
案件の合間や、営業活動を休止してゆっくりするときなどに作成しましょう。
また、学習時や案件で困ったことはNotionなどにメモしておき、のちに記事にすることも考えましょう。
サイトにGoogleアナリティクスやサーチコンソールの設置し、解析することでアクセス分析も経験できます。
こちらの内容は、説明すると記事が膨大になるので興味があれば分析方法を調べてみてください。
web制作は、サイトを作って終わりではなく、その後のサイト運営や保守も重要です。
集客を目的としたサイトならば、アクセス分析やSEO対策、マーケティングの知識も必要になります。
そういった内容を自身のサイトで経験することができます。
単価を上げていくためには、webマーケティングや作業の効率化などサイト制作以外のスキルも必要になります。
コーディングスキルを身につけて、ある程度案件をこなせば、上記のようなスキル習得も考えましょう。
案件獲得につながる
最後のメリットは、案件獲得につながるです。
既に他のメリットの内容でも触れていますが、web制作の技術に関する情報発信によって、サイトの専門性が高まり、運営者のスキル証明になります。
私自身、サイトの問い合わせフォームから直接案件の相談が来た経験はございませんが、営業や面談時にブログ記事やサイトのレイアウトや構成についての話になったことは何度もあります。
それが案件獲得の決め手となったかはわかりませんが、少なくともweb制作スキルの話で、記事の内容を見ていただいた際に信用度が高まりました。
また、記事を公開するときは、誤った内容を伝えてはいけないため、よく調べ、自分のスキルを再確認することにもなります。
ラーニングピラミッドという言葉を聞いたことはありませんか?
学習方法と平均学習定着率を図で表したものです。
キャリア教育ラボ(https://career-ed-lab.mynavi.jp/career-column/707/)
上図からわかるとおり、他の人に教える行為が学習の定着度が90%で最も高いです。
web制作スキルの定着が制作時間の短縮につながります。
自分のブログ記事がスキルの財産にもなり、案件獲得に貢献してくれます。
スキルの高いことを証明できれば単価を上げていくこともできるため、web制作者はWordPressブログで情報発信してくことをおすすめします。
まとめ
web制作者がWordPressブログやるメリットについてお伝えしました。
- サーバー契約やドメイン設定などを経験できる
- WordPressサイトのカスマイズができる
- webライティングや情報発信、アクセス分析などを学習できる
- 案件獲得につながる
上記の4つのメリットは、実際に私が案件を通して、良かったと実感した内容です。
他にもアフィリエイトで稼ぐなど、WordPressブログから派生した方法で稼ぐことも可能です。
web制作で稼ぐために、当記事でお伝えした内容が手段の一つだと考えています。
しかし、あくまでもWordPressブログは、営業活動とスキルアップのためのツールです。
稼ぐためには、案件を獲得するための営業活動が1番大切なことに変わりはありません。
営業の際に、今回紹介したテーマを活用した提案やブログ記事でスキル証明できれば、案件獲得の可能性を高めることができます。
案件獲得に貢献し、スキルアップや案件対応時に困らないようにするためにWordPressブログをやることをお勧めします。
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