投資を5年して思うこと

私は25歳の時に、無職、金融資産50万円で投資を始めました。

その後、就職して平均的な年収でしたが、20代で資産1,000万円を達成し、当記事執筆時点の30歳で資産約1,100万円を築いています。

投資系ブロガーや投資系YouTuberと比較すると、突出した金額ではありませんが、私自身25歳で無職、貯金50万円から、ここまで資産を築くことができ、誰でも知識なしから資産形成ができるということを体感しました。

これだけの資産を築けたのも資産運用、いわゆる投資をしてきたことが大きいです。本記事では 私が25歳から行った投資についてお伝えします。

投資の経歴

私の投資の経歴はざっくりこんな感じです。

2018年3月に株式投資を開始(開始当時資産50万円)
2018年6月にFX口座開設、取引開始
2019年4月から配当メインの高配当株投資にシフト
2019年12月にiDeCo(個人型確定拠出年金)を開始(やらなくてもよい)
2022年8月に資産1,000万円達成
2022年の年間受取配当金は税引き後132,876円
現在は高配当株を毎月購入し、受取配当金を右肩上がりで増やしています。

私が投資を始めた当初は、資産50万円しか持っておらず、日本株の購入単元株数が100株でしたので、購入できる銘柄はごく僅かでした。

現在は多くのネット証券で、1株から購入できるようになっているので50万円でも、分散して色んな銘柄を買うことができますが、当時は1銘柄20万円くらいの株を2銘柄購入して、余力がほとんどない状態でした。

2018年3月株式投資を始めた翌月に転職先が決まり、給料の大半を投資の原資として、証券口座に入金していましたが、株式投資自体も本1冊読んで始めたので、なんとなくこの株は上がりそうだなんて甘い考えで投資をしていました。

特に大した知識もなく、株式投資やFXを始めた私ですが、感覚で売買を繰り返したことで、投資を始めた1年目は、数十万円の損失を出すことになります。

素人が何の根拠もなく、感覚で売買すれば損するのは当たり前です。

今思うと、資産50万円で投資を始めること自体ちょっとリスクがあるなと考えますが、当時はお金持ちになりたいという思いが強かったので投資で絶対に稼いでやるという感情だけで投資を続けていました。

もし、みなさんがこれから投資を始めるならば、最低でも月の支出の3か月分を貯金してから始めるのがベストだと思います。

りゅう

あくまでも投資は余剰資金でやるのがいいですからね。

そんな投資ど素人の私が、投資で利益が出せるようになったのは、ある本との出会いでした。

投資の転機

それまで感覚で投資をしていた私が、ある本を読んだことがきっかけで投資スタイルを変えることとなりました。

それが、『バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』でした。

この本は、投資ブログ『バフェット太郎の秘密のポートフォリオ』を運営されているバフェット太郎さんの著書です。

現在は、ブログの更新はほとんどなく、チャンネル登録者数49万人を超える投資系YouTubeチャンネル『バフェット太郎の投資チャンネル』をメインで運営されています。

バフェット太郎さんは、米国の連続増配株をメインに投資されており、安定的に配当金というキャッシュフローを得る投資をされています。

バフェット太郎さんの著書を読み、米国株や高配当株投資のメリットに魅力を感じ、これまでの株の値上がり益であるキャピタルゲイン狙いの投資ではなく、配当金などのインカムゲインを狙う投資手法にシフトしました。

この投資手法のシフトにより、投資に対する考え方が変わりました。

配当金を安定的にもらえるなら、普段の株の値動きを気にかけることが減り、売買も頻繁に行う必要がなくなりました。

2020年3月のコロナショックの株価大暴落も動じることなく、むしろ絶好の株の買い時だ、と考えて株を積極的に買っていきました。
それが功を奏し、今では株の値上がり益と配当金の両方を得ることができています。

株は安い時に買って、配当金を得ながら長期で保有する。これが現在の私の投資手法です。

ただ、口で言うのは簡単ですが、実際に行うのは難しいです。
株価が下落している局面では、含み損になることもありますし、その状況下で株を新たに買うことができるには、ある程度投資経験が必要だと思います。

できるだけ早く投資の経験を積んで、自分に合った投資スタイルや投資におけるメンタルコントロールを身につけることが大切だと思います。

現在、私は米国高配当株ETF(VYM、HDVなど)を毎月積み立てで買い、タイミングをみて個別銘柄の株を買っています。

投資に関する知識

投資手法を変えてからも、投資について勉強したいと思った私は、これまでに投資に関する本を30冊以上読みました。

そこで感じたことは、個人投資家が資産形成をするのに専門的な知識は不要ということでした。

もちろん、知識が全く不要だと言っている訳ではなく、知識があれば投資に関する情報の見方も変わりますので、知識があることに越したことはないです。

ただ、私の経験上、最低限の知識と精神面のコントロールだけでも、個人投資家ならば資産形成をすることが可能だと感じています。

よく耳にするつみたてNISAなど誰でもできる手法で、インデックスファンド(株の指数に連動する投資商品、(例)米国のS&P500や日経平均株価)に投資すれば再現性高く、資産形成ができます。

株式市場は長期で見れば成長しており、長期で積み立てを行うことで、資産形成が可能です。

これは数多くの投資書籍で紹介されており、ブログやYouTube動画でも解説されています。

大事なのは長期で積み立てが必要ということです。
長期で行うために、できるだけ早く始めることをおすすめします。

本を読みながらも口座開設をして、NISA口座の開設手続きをするなど、できるだけ早く行動しましょう。

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この記事を書いた人

京都で活動するweb制作者(プロフィール
WordPressサイトを中心にホームページ制作をしています。
HTML/CSS/Sass/JavaScript/jQuery/WordPress/PHP

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