aタグ、buttonタグでファイルをダウンロードの実装方法

aタグ、buttonタグを使用してファイルをダウンロードの実装方法について解説します。

PDFファイルなどをユーザーにダウンロードしていただく実装に使用します。

りゅう

ダウンロードボタンを実装するときに使えます。

この記事でわかること

  • aタグでファイルのダウンロードの実装方法
  • download属性について
  • buttonタグでファイルのダウンロードの実装方法
  • WordPressでのファイルのダウンロードの実装方法

aタグでファイルをダウンロードする方法

aタグでファイルのダウンロードの実装例は以下のとおりです。

ダウンロードはこちら

上記の「ダウンロード」を押すとファイルがダウンロードされます。
CSSでスタイルを調整すればボタン型のものも作成できます。

See the Pen Untitled by 竜貴族 (@czuqbsxm-the-selector) on CodePen.

<a href="ファイルパス" download="sample" class="download-btn">ダウンロード</a>
a {
  text-decoration: none;
}

.download-btn {
  display: block;
  width: 200px;
  padding: 20px;
  text-align: center;
  background: #000;
  color: #fff;
  border: solid 1px currentColor;
  transition: all 0.3s;
}
.download-btn:hover, .download-btn:focus {
  color: #000;
  background: #fff;
  border-color: #000;
}

href属性にはダウンロードさせたいファイルのパスを指定します。

download属性を追加することで、リンクをクリックした際にブラウザがファイルをダウンロードさせます。download属性の指定がなければ、ファイルのダウンロードは行われず、ユーザーがhref属性のリンクに遷移することとなります。

download属性に値を指定することで、ダウンロードされるファイルの名前を指定することもできます。
上記の例ですと、「sample」というファイル名でダウンロードされます。

buttonタグでファイルのダウンロードの実装方法

buttonタグを使ってファイルをダウンロードするには、JavaScriptを使用してaタグのダウンロード機能をトリガーします。

See the Pen buttonタグでダウンロード by 竜貴族 (@czuqbsxm-the-selector) on CodePen.

<button id="js-download-btn" class="download-btn">ダウンロード</button>
document.getElementById('js-download-btn').addEventListener('click', function() {
    var fileUrl = 'ファイルへのパス'; // ダウンロードするファイルのURL
    var fileName = 'sample.pdf'; // ダウンロードする際のファイル名

    var a = document.createElement('a');
    a.style.display = 'none';
    a.href = fileUrl;
    a.download = fileName;

    document.body.appendChild(a);
    a.click();
    document.body.removeChild(a);
});

仕組みはaタグのダウンロード機能と同じで、buttonタグをクリックするとaタグのダウンロード機能の実装をJavaScriptで行っています。

変数fileUrlにファイルのパスを入力し、指定のファイルをダウンロードさせることができます。

WordPressでのファイルのダウンロードの実装方法

最後にWordPressでのファイルダウンロードの実装方法です。

STEP
ファイルをアップロード

まず、メディアにダウンロードさせたいファイルをアップロードします。

STEP
ファイルブロックを設置
STEP
メディアライブラリからファイルを選択
STEP
ブロックを編集

インライン埋め込みを表示をオフにし、ダウンロードボタンを表示をオンします。

STEP
アンカーテキストの編集

ファイル名とダウンロードボタンが表示されます。
ファイル名のアンカーテキストは編集可能で削除することも可能です。アンカーテキストをクリックするとファイルページが表示され、ボタンをクリックするとファイルがダウンロードされます。

これでWordPressのブロックエディタを使用したダウンロードボタンの設置ができます。

また、カスタムHTMLブロックを使用して、aタグのファイルダウンロードのコードを埋め込むことでも実装可能です。

まとめ

aタグ、buttonタグ、WordPressでのファイルダウンロードの実装方法について解説しました。

基本は、aタグでdownload属性を使用するということを覚えておけば実装には困らないと思います。

ご参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

京都で活動するweb制作者(プロフィール
WordPressサイトを中心にホームページ制作をしています。
HTML/CSS/Sass/JavaScript/jQuery/WordPress/PHP

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